2019Jリーグ徹底比較⑤(松本山雅編)

いよいよJリーグの開幕が今週に迫ってきました!僕が超マイペースだったので、この記事も全チームやろうと思ったけどちょっと難しくなってしまったので、松本山雅で最後にします。他チームのサポーターの皆さん、m(_ _)m
 では早速松本山雅FCを見ていきたいと思います!
最小失点での優勝
 ではまず、昨シーズンの松本山雅FCを見ていきたいと思います。昨シーズンのJ2は、最終節になっても4チームが優勝の可能性を残す大接戦でした。そんな中、松本山雅FCがJ2初優勝、続く2位が大分トリニータとなりました。そんな2チーム、もうかなり話題となりましたがかなり対象的な戦術のチームでした。2位になった大分は、爆発的な攻撃力を武器に勝ち上がってきました。取られても倍取り返す。片野坂監督のもと、そんなサッカーを展開していました。一方の松本は、昨シーズンの総失点はわずか36。一試合平均0.81と、平均失点が1点を切る堅守で優勝を果たしました。そんな松本は今季J1でどんなサッカーを見せるのでしょうか。
二度目のJ1。培ったスタイルは吉と出るか凶と出るか。
 そんな松本。前回の昇格時は16位で1年での降格となっています。ただその時とは別のチームと言ってもいいほどこの4年でかなり改革を行いました。その一つが、「チームでボールを持つ時間を増やす」ということです。かんたんに言うとポゼッションサッカーをできるチームづくりを行ったということです。2015年の初昇格時は、ボールを持てないから一発カウンターを狙うというシーンが多かったです。ただ相手の時間が多く、個々の能力もありチームプレーもまるで異なるJ1では大量失点に繋がりかねない。J2に降格してからはポゼッションサッカーを追求し、4年でかなりボールを回せるチームになりました。J1で通用するかはわかりませんが、少なくとも15年の頃よりは善戦するかと思います。ただJ1も大きく変わった4年間。どのように転ぶかはわかりません。
主力の残留、若い力の補強
 次に、今年の山雅は昨季の主力を大きく残しました。2015年の昇格時は、船山(現・ジェフユナイテッド千葉)、サビア、犬飼(現・鹿島アントラーズ)の3選手をはじめ、多くの主力が移籍してしまいました。また、船山、サビア、犬飼の3選手で2014シーズンの総得点の半分をとっていました。単純計算で得点力は半減した状態でした。ただ昨シーズンオフではそのような主力の放出は左WBの石原選手のみ。左サイドは有望株の下川選手も愛媛へレンタル移籍したので不安は残りますが、それでも他のポジションを見ると、堅守で優勝に貢献した選手や、プロ意識の高い攻撃陣など、戦力の放出はそれほど気になりません。
 また、そこに上乗せする形で補強もしっかり行いました。まず大きいのが千葉、徳島で背番号10を背負っていた町田也真人選手、杉本太郎選手の加入です。特に町田選手は、千葉での貢献度も毎年かなり高く、J1でも十分に通用することは間違いないです。
また、栃木からCBの服部選手、熊本からの米原選手、千葉からの溝渕選手、岡山から塚川選手など、多くの若い力を補強しました。チームとしての若返りを図り、さらにこの先へと繋がるチームとなりました。さらに極めつけは1トップのレアンドロ・ペレイラ選手です。彼は昨シーズンブラジル1部のシャペコエンセでエースとして活躍。二桁得点をあげています。ちなみに昨シーズンは川崎フロンターレのレアンドロダミアン選手よりも点をとっているとか。日本のサッカーに馴染めば、二桁得点も夢じゃないはずです。
 ただJ1経験のある選手が少なく、レアンドロ・ペレイラ選手は初めての日本ということでまだまだ不安材料も多いです。この補強が吉と出るのか、注目です。
 
↑レアンドロ・ペレイラ選手
まとめ
今季の松本山雅FCは、正直なかなか読みづらいチームになっています。ただ、4年間培ったスタイルと新戦力で、素晴らしい結果を期待したいです。
 最後に、今シーズンの松本山雅FC、予想順位は… 14位です!
 
予想順位表と各チームのポイントを軽くまとめたのも上げたいと思います。よかったら見てみてください!
それではまた会う日まで!
        writing by K.NAKA-SON 

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